身に覚えあり?認知的不協和理論とは?

身に覚えあり?認知的不協和理論とは?

「認知的不協和理論」こんな言葉を聞いてもピンと来ない人の方が多いのではないでしょうか?

ところがこの理論、内容を知ると誰もが心あたりがあるようなものなのです。

 

認知的不協和理論とは?

 

ざっくりというと、自分が不快な思いをしないように感じ方を捻じ曲げる事なのです。

例えば、私の場合だと

例)健康の為にお酒を控えようかなぁ。

だけど、毎日お酒を飲んでいても健康な人はいる。お酒を我慢する方が健康に悪そうだ。

ということが挙げられます。

自分の選択した行動と一致しない情報を得た時、不協和というものが心の中で生じます。

認知的不協和理論は、不協和が起こると、その不協和を低減させるために心に圧力が生じるというものです。

行動を変えることが難しいから、感じ方や考えを行動と一致するように変化させていくというものなのです。

フェスティンガーの実験

この認知的不協和理論を唱えたのはフェスティンガーという博士なのですが、この説を立証するためにある実験を考案します。

・退屈でつまらない作業を学生に行わせ、作業に対して報酬を支払う

・その学生たちに次に作業を行う学生に「作業は楽しくて興味深い」と伝える役目をしてもらう

というもので、

報酬を20ドル支払うグループと1ドルだけ支払うグループに学生を分けて実験を行いました。

その結果、作業が楽しい!と強く訴えたのは1ドルを支払われたグループの方だったのです

これは何を意味しているかと言うと、

20ドル支払われた学生は、高額の報酬をもらうために行動した、と考えることができるため、感じ方や考えを捻じ曲げる必要がなく

1ドルしか支払われなかった学生は、報酬が少なく、本当はがっかりしているのに、「自分で選んでやった」「価値のある仕事なので、報酬は関係ない」と自分の感じ方を捻じ曲げて、自身を納得させようとしているのです。

まとめ

このような場面、日常で遭遇したことはありませんか?

不協和が生じたとき、無自覚的に感じ方を変えている事は誰しもがあると思います。

この理論を知っておくことで、何か納得できないことが起きたとき、少し立ち止まって客観的に判断できるかもしれません。